入居時に行うサポートの一つに、
電化品やアパートの設備を説明するという仕事がある。
いろいろな方法がある。
- 口頭で一つ一つのボタンを説明する方法。
- あらかじめ各ボタンにテプラを貼り付けておく方法。
- 紙に設備の操作盤(リモコンなど)を描き、各ボタンにコメントを書きとめ、口頭でも実演説明する方法
- 3でメモしたものを各設備ごとにPCできれいに描きなおし、プリントアウトしてラミネートし、1冊のブックにする方法
お客さんというのはさまざまである。
何が良い答えかはわからない。
しかし3がベストだと申し上げたい。どんな客にも柔軟に説明できる。
あらかじめ手書きで書きとめたものがあって、それをもとに実演しながら説明する。
人によっては、”タイマー”の説明は不要かもしれない。
人によっては“留守電の機能”が不要かもしれない。
人によっては一つの項目に自らメモを増やして詳細を把握したいかもしれない。
人によってはその紙を一度見ただけで不要かもしれない。
人によっては退去時までその紙を見ながら操作するかもしれない。
紙に簡単にメモしたものは空欄があって、メモを増やして進化する所がポイントだ。
また手描きということで、頭に記憶されやすいという効果もある。
本来の目的は自分が仕事を“した”という自己満足ではなく、
お客さんがこの設備を自分自身で使えるようになることである。
そこを間違えてはならない。